海保、オスプレイ「墜落」を「不時着水」に修正 防衛副大臣「最後の最後までパイロットが頑張ったから」発言を受け 


海保、オスプレイ「墜落」を「不時着水」に修正 防衛副大臣「最後の最後までパイロットが頑張ったから」発言を受け  鹿児島県・屋久島沖で見つかった、米軍のCV22オスプレイの残骸とみられるもの=29日午後(第10管区海上保安本部提供)
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 米軍オスプレイの事故が起きた鹿児島県屋久島沖の海域を管轄する第10管区海上保安本部は、29日午後3時15分の初報から第4報までは「オスプレイの墜落について」と報道発表していたものの、午後7時15分に発表した第5報からは「オスプレイの不時着水について」と表現を修正した。
 10管はその経緯について、「当初は『オスプレイが墜落した』との118番通報を受け、墜落としていたが、宮沢博行防衛副大臣が記者団の取材に(不時着水と)発言したことを受け、ひとまずそうした」と説明した。
 宮沢副大臣は記者団から問われ、「米側から説明を受けてますけども、最後の最後までパイロットは頑張ってらっしゃったということでございますから、不時着水という言葉でございます」と述べた。
  (中村万里子)