中村 万里子
統合編集局暮らし報道グループ執筆した記事
「戦場化の前夜」と危機感 石原昌家さん講演 沖縄戦の記憶継承プロジェクト
「沖縄戦の記憶継承プロジェクト―戦争をしない/させないために」(同プロジェクト実行委員会主催)の第2期10回目講座が27日、琉球新報社で開かれた。1970年か ...
沖縄と台湾、相互理解へ 識者2人が有事回避へ議論 対日講和72年、那覇で講演会 沖縄
サンフランシスコ講和条約の発効から72年となる28日、那覇市の安里カトリック教会で「台湾・沖縄相互理解を深める」と題した講演会が開かれた。台湾人ジャーナリスト ...
家焼かれ「あんた方は三等国民、発言権はない」 生きるため声上げた、伊江島の瞳<不条理に抗う>1
2024/04/28
#サンフランシスコ講和条約
1955年6月、那覇市にあった琉球政府立法院前で幼い子どもを抱き、険しい表情の女性たちの写真。女性たちは土地を奪われ、生活を守るためにあらがった家族を支えるた ...
軍用地料で住民分断 写真通し「島の心、再び一つに」<不条理に抗う>1 伊江島(上)
1955年、米軍は「銃剣とブルドーザー」で伊江島真謝の人々を追い出し、家屋や畑をつぶした。住民らは生活を守ろうと、非暴力を掲げて抵抗を続けた。 「土地を取られ ...
「戦争への反省ない」元学徒らが批判 令和書籍の教科書巡り、声明発表 沖縄
文部科学省が中学校歴史教科書の検定で「令和書籍」の追加合格を発表したことを巡り、沖縄戦に動員された県内21の旧制師範学校・中等学校の元学徒らでつくる「元全学徒 ...
母や姉の死に向き合い「語り部」30年、元白梅学徒の武村さんに感謝 友人ら「宝物いっぱい」 沖縄
「宝物をいっぱい渡してくださり本当にありがとうございます」。沖縄県立第二高等女学校(二高女)から沖縄戦に動員された元白梅学徒の武村豊さん(95)と20年以上の ...
台湾2・28事件訴訟断念 遺族らの代理人「残念至極」
台湾の国民党政権が多くの住民を殺害した1947年の「2・28事件」で犠牲になったとして、与那国島出身の仲嵩實さん=当時(29)=と石底加禰(かね)さん=同(3 ...
「2・28事件」の被害申請を却下 台湾行政院 沖縄遺族ら「良心に問いかけたい」
台湾の国民党政権が多くの住民を殺害した1947年の「2・28事件」で、与那国島出身の仲嵩實さん=当時(29)=と石底加禰(かね)さん=同(39)=が犠牲になっ ...
米欧の道具にされた日本 重なる日清・日露戦争と今 第32軍創設から80年 世界の視点から 羽場久美子氏に聞く<“新しい戦前”にしない 沖縄戦79―80年>
80年前の1944年3月22日、南西諸島を管轄する第32軍が創設された。第32軍は沖縄戦を指揮し、住民を巻き込んだ地上戦で軍民20万人余りが命を落とした。19 ...
「平和の礎」読み上げ、参加者を募集 「戦争否定する気持ち、もう一歩強く」 沖縄
2024/03/24
#平和の礎
「沖縄『平和の礎』名前を読み上げる集い2024」実行委員会は22日、県庁で会見を開き、糸満市の「平和の礎」に刻まれた戦没者の名前を読み上げる取り組みを実施する ...
「語れなかった戦争あるのでは」 斬り込み命じられた父 「鬼の子」の残酷さ 沖縄と南京の戦争に向き合う<“新しい戦前”にしない・沖縄戦79-80年>
1944年3月22日、大本営によって南西諸島を管轄する第32軍が創設され、沖縄では住民を総動員し飛行場建設と陣地構築が進められた。沖縄に送られた兵力の大部分が ...
【記者ノート】地上戦に突き進んだ過去 今につながる「問い」 第32軍創設80年 くらし報道グループ 中村万里子
第32軍司令部壕の保存公開を求める会会長の瀬名波栄喜さん(95)は、1944年に第32軍ができた時、県立農学校生だった。授業がなくなり飛行場建設に動員され、1 ...
沖縄「要塞化」の始まり…第32軍創設から80年 町や村は「カーキ色」に 重なる国体護持思想 <“新しい戦前”にしない・沖縄戦79-80年>
2024/03/22
#“新しい戦前”にしない・沖縄戦79-80年
1944年3月22日、大本営は第32軍を創設した。沖縄を“不沈空母”にすべく県内16の飛行場建設にとりかかった。作業にかり出されたのは女性や高齢者だった。当時 ...
オスプレイ飛行停止中の騒音、前年同時期と比べてどうだった? 普天間飛行場周辺で測定
沖縄県と市町村が連携して実施している普天間飛行場周辺の騒音測定で、オスプレイ飛行停止中の昨年12月7日からの2カ月間と前年同時期を比べたところ、1日当たりの騒 ...
沖縄・与那国の新港湾「白紙に」 自衛隊使用想定の「特定重要拠点」 地元女性らが議会に陳情
自衛隊などの使用を想定し政府が整備する「特定重要拠点」として、与那国町の湿地帯・樽舞(たるまい)湿原で新たな港湾建設が計画されていることについて、町在住の女性 ...
平和への思い、研究の原動力 東恩納寛惇賞贈呈式 真栄平房昭さんの功績しのぶ
13日に琉球新報ホールで開かれた第41回東恩納寛惇賞(琉球新報社主催)の贈呈式には、受賞者の故真栄平房昭(ふさあき)さんの家族や研究仲間が出席し、琉球を巡る東 ...
政治的都合の「ねじ曲げを助長」「地方自治の逆行にがくぜん」 原告ら憤り 石垣住民投票訴訟・高裁判決 沖縄
石垣市の自治基本条例の下で、市長が陸上自衛隊配備への賛否を問う住民投票を実施しないことは権利の侵害だとして、市民3人が市を訴えた12日の控訴審判決で控訴は棄却 ...
原発と基地 地方に押し付け 識者「国民は自分の問題として」 再処理工場、80年に西表で計画も<東日本大震災13年>
東京電力福島第1原発事故から11日で13年。事故後も日本政府は原発を推進する一方、使用済み核燃料(いわゆる「核のごみ」)の最終処分地や再処理工場完成は不透明な ...
欧州で高まる「核使用」の懸念 ロシアのウクライナ侵攻 沖縄に避難の元軍医「今こそ禁止を」
ロシアのウクライナ侵攻で、核兵器が使われる懸念が高まっている。ロシアはベラルーシに、米国は北大西洋条約機構(NATO)加盟国にそれぞれ核を配備し威嚇を強める。 ...
沖縄戦伝える“メリケン粉袋”など32件 新収蔵品展 「託された記憶、感じ取って」 県平和祈念資料館
県平和祈念資料館の新収蔵品展が1日、同館1階企画展示室で始まった。1945~46年ごろに石川収容所(現うるま市)で使用された木綿のメリケン粉袋など、2021~ ...
中国・北京の琉球人墓、保存へ 「景観整備に全力」共産党機関紙が報じる 琉球処分時、救国訴えた陳情使らを埋葬
沖縄県内の研究者らが中国・北京市郊外の琉球人埋葬地の保存などを求めてきた件で、北京市の共産党機関紙「北京日報」は1月5日付で、北京市通州区張家湾が「琉球人墓( ...
高齢、障がい…ウクライナ避難者「自立」厳しい人も 支援縮小で置き去りに 対応変更に疑問の声も 沖縄
ウクライナ避難民について、政府が自立に重きを置く一方、中には高齢者や障がいのある人など、日本語の習得や就職が難しい人もいる。公的支援が縮小方向に向かう中、県国 ...
戦禍逃れ宜野湾でチーズ店 ロシアのウクライナ侵攻2年 苦難の中、再起へ オデッサ出身 ビクトル・コロトフさん(47) 故郷に残る家族案じ
ロシアによるウクライナ侵攻から24日で2年。国外避難民は647万人以上に上り、2千人以上が日本で暮らす。県によると、県内の避難民は28人(1月末現在)。政府に ...
中部水源、取水再開 県企業局 貯水率50%下回る
2024/02/12
#PFAS
少雨傾向で沖縄本島内11ダムの貯水率が低下していることを受け、県企業局は11日午前、有機フッ素化合物(PFAS)汚染対策で停止していた中部水源からの取水を再開 ...
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