沖縄県教育委員会は21日、同僚職員にパワーハラスメントをした男性の船員職員(36)を減給10分の1(2カ月)、生徒に不適切なメッセージを繰り返し送った中学校の女性教員(46)を戒告の懲戒処分にしたと発表した。いずれも処分は同日付。
南部地区の高校の船員職員は今年4~9月の航海実習中に、同僚職員に対して複数回「死ね」などと発言。臀部(でんぶ)を蹴ったり胸ぐらをつかんだりした。
南部地区の中学校教員は今年2~5月、自身が担任を務める学級の女子生徒に対し、不適切な内容のメッセージを手紙やSNSで繰り返し送り、精神的苦痛を与えたという。
(嘉数陽)