「ドンッ」米製250キロ不発弾、那覇で水中爆破処理 現場から1キロ離れても振動


「ドンッ」米製250キロ不発弾、那覇で水中爆破処理 現場から1キロ離れても振動 不発弾の爆破処理で白い波ができた海面=25日午後2時、那覇港新港ふ頭の700メートル沖
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 【那覇】那覇市港町の那覇港新港ふ頭の700メートル沖で25日、米国製250キロ爆弾1発の不発弾の水中爆破処理が行われた。爆破処理が実施された午後2時、処理現場の海面が白く盛り上がり、処理現場から約1キロ離れた現地対策本部では「ドンッ」と地響きのような振動があった。那覇市泉崎の県庁や那覇市役所でも少しの揺れを感じたという。

 今回処理された不発弾は今年3月、那覇ふ頭地区のしゅんせつ工事現場で発見された。爆破処理に伴い、25日午前11時35分から処理現場の半径300メートル内は船舶の航行が禁止、半径3キロ内は遊泳や潜水が禁止された。現地対策本部は、那覇市港町の那覇エコアイランド内に設置された。

(岩崎みどり)