【中部】米軍嘉手納基地の西側にあるため池に、有機フッ素化合物(PFAS)の汚染水が保管されていた問題で、沖縄防衛局は26日、県や基地周辺自治体を訪れ、米軍がため池の水と泥を回収し、池の埋め立てが完了したと説明した。
回収した水と泥は基地内で保管されており、認可を受けた国内施設で適切に処理される計画だという。
また関係自治体によると、バルブは長期にわたり閉じられており、汚染水は海に放出していないことも説明されたという。
嘉手納基地の第18航空団は15日に本紙の取材に対し、ため池には約7万9千リットルの水が保管されており、予防措置としてため池を埋め立てると回答していた。 (石井恵理菜)
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PFASため池 埋め立てを完了 防衛局、自治体に説明
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琉球新報朝刊