<訃報>真栄平房昭さん死去 琉球史研究をけん引 67歳


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<訃報>真栄平房昭さん死去 琉球史研究をけん引 67歳 真栄平房昭氏
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 琉球・沖縄史研究をけん引してきた元琉球大教授の真栄平房昭(まえひら・ふさあき)さんが12月30日午後4時17分、肺がんのため福岡県の病院で死去した。67歳。那覇市首里出身。自宅は那覇市首里汀良町。弔問は4日午後4時半から7時、5日午後1時から6時、浦添市伊奈武瀬1の7の31、ファミリーホールいなんせで。葬送式は6日午後1時半から2時半、一般献花は午後2時半から3時15分、那覇市首里当蔵町2の18、日本キリスト教団首里教会で。喪主は長男研(けん)さん。

 20年には、長い闘病の中にある著者を元気づけようと研究者仲間・友人が協力し、「琉球海域史論 上下巻」を発刊。千ページを超す大著で琉球・沖縄史研究の一つの金字塔と評価されている。基地問題に苦しむ沖縄の今を見据えながら、1879年の琉球併合(「琉球処分」)などを問い返し、琉球の自立性・主体性(自己決定権)を追究し続けた。2021年に伊波普猷賞。