7日は五節句の一つ「人日(じんじつ)」。「七草の節句」とも言われ、セリやナズナ、ゴギョウといった7種類の野草が入った「七草がゆ」を食べ、1年の無病息災を祈る日とされている。6日、那覇市のイオン那覇店には七草の詰め合わせセットなどを置いた特設コーナーが設けられ、午前から家族連れなどが買い求める姿が見られた。
需要を見込み、イオン那覇店では200パックを用意していたが、5日で売り切れ、6日に急きょ300パックを新たに追加し店頭に並べた。
買い物に訪れた那覇市の40代女性は「この季節になると食べたくなる。子どもが年末年始に体調を崩していたので、おいしくいただきたい」と話した。
同店食品販売課の天久直也課長は「年末年始はオードブルの売れ行きが好調で、正月は多くの人がごちそうを食べたのではないか。胃を休めるために、需要も高まっているのかもしれない」と語った。
(小波津智也)