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南城と南大東でも給与の遡及、実施へ 会計年度任用職員


南城と南大東でも給与の遡及、実施へ 会計年度任用職員 南城市役所
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 【南部】人事院勧告などに基づく会計年度任用職員の給与引き上げに、県内複数の自治体が引き上げ分の「遡及(そきゅう)支給は困難」としていた問題で、南城市と南大東村が6日までに、遡及する方針を固めた。

 南城市は会計年度任用職員の対象180人に対し、4月に支給される3月分給与に遡及分を加える予定。市議会2月定例会で、条例改正案と補正予算案を提出する。

 南大東村は、新垣利治村長が同日、「パートタイム職員にも遡及する」と話した。対象人数は33人。同村は1月24日の本紙取材に対し、フルタイムの会計年度任用職員のみ対象とする考えを示していた。 (上江洲仁美、岩崎みどり)