晴れやかに未来へ 沖縄大学・大学院で卒業式 5年ぶりに保護者の参加も


晴れやかに未来へ 沖縄大学・大学院で卒業式 5年ぶりに保護者の参加も 卒業式を終え、笑顔を見せる卒業生たち=8日、那覇市の沖縄大学(喜瀨守昭撮影)
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 沖縄県内大学で最も早く、那覇市の沖縄大学が8日、大学卒業式・大学院修了式を同大学で開いた。学部497人、大学院1人の計498人が母校を巣立った。過去4年間は新型コロナウイルスの影響で保護者は式に参加できなかったが、今回は5年ぶりに家族が見守る中での門出となった。

 山代寛学長は告辞で「これからも厳しく変化する時代に立ち向かい、地域社会における問題を主体的に発見しその解決策を編み出し、未来に貢献していただくことを切に願っている」と卒業生を激励した。

 卒業生を代表して答辞を述べた経法商学部経法商学科の学生は「共に切磋琢磨(せっさたくま)した友人や指導してくさった先生方、職員、温かく見守ってくれた家族のおかげで卒業を迎えることができた」と感謝を語った。

 他大学の卒業式について、県立看護大と沖縄キリスト教学院大・同短期大、沖縄国際大、沖縄女子短期大は15日、県立芸術大は18日、沖縄工業高等専門学校と琉球大は19日、名桜大は20日に開催される。 

(嘉数陽)