東恩納寛惇賞、贈呈式きょう13日 那覇市泉崎の新報ホールで 故・真栄平房昭氏に


東恩納寛惇賞、贈呈式きょう13日 那覇市泉崎の新報ホールで 故・真栄平房昭氏に 真栄平房昭氏
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 沖縄研究の先駆者、東恩納寛惇の功績をたたえ、沖縄を対象とした史的研究で顕著な功績を挙げた研究者に贈る第41回東恩納寛惇賞(琉球新報社主催)の贈呈式が13日午後6時半、那覇市泉崎の琉球新報ホールで開催される。受賞者は元琉球大教授の故・真栄平房昭(ふさあき)氏で、専門は歴史学。琉球を中心とする東アジア交流史研究に取り組んだ。

 真栄平氏は2020年にこれまでの研究をまとめた大著「琉球海域史論」上下巻を発刊。昨年12月に67歳で死去。真栄平氏の家族が贈呈式に出席する。一般の参加もできる。選考委員の豊見山和行琉球大名誉教授が真栄平氏の業績について報告する。

 開場は午後6時。問い合わせは統合編集局文化芸能班、電話098(865)5162。