浦添メイクマン　新報蘭フェス17日まで　ラン248点、色鮮やか

　【浦添】第42回新報蘭フェスティバル（主催・琉球新報社、特別協賛・沖縄銀行、特別協力・メイクマン）が14日、浦添市城間のメイクマン浦添本店で始まった。入賞作品18点を含め、県内のラン愛好家38人から248点の出品があった。華やかな大鉢から愛らしい小さな花まで幅広い品種が並べられ、会場は豊かな香りに包まれた。

　開幕式が行われ、審査委員長を務めた花城可保県蘭協会副会長が「昨年の夏は暑くラン栽培には厳しかったが素晴らしい作品が出品されている。多種多様なランがあり見応えがある」と話した。

　朝7時半に国頭村内の家を出てきたという山内正孝さんは「10年ほど前から栽培を始めた。今は30鉢くらい育てているが、展示されているランを見ると参考になる。手入れの違いを感じる」と話し、一点一点をていねいに観察していた。蘭フェスティバルは17日まで。午前9時半～午後8時（最終日は午後5時）で入場無料。（岩崎みどり）