オスプレイ配備撤回を 爆音訴訟団やオール沖縄のメンバーが防衛局に要請 市民ら約200人が集会 沖縄


オスプレイ配備撤回を 爆音訴訟団やオール沖縄のメンバーが防衛局に要請 市民ら約200人が集会 沖縄 オスプレイ飛行再開に抗議し、国内の配備撤回を求める市民ら=25日、嘉手納町の沖縄防衛局前
この記事を書いた人 Avatar photo 名嘉 一心

 米軍普天間飛行場の米海兵隊垂直離着陸輸送機MV22オスプレイが飛行再開したことを受け、第3次普天間米軍基地から爆音をなくす訴訟団、第4次嘉手納基地爆音差止訴訟原告団、辺野古新基地を造らせないオール沖縄会議のメンバーは25日、嘉手納町の沖縄防衛局に伊藤晋哉局長を訪ね、オスプレイの配備撤回を要請した。

 要請に先立ち、防衛局前には市民ら約200人(主催者発表)が集まり、抗議の声を上げた。第3次普天間米軍基地から爆音をなくす訴訟団の玉元一恵事務局長が「何も言わなければ認めてしまうことになる。それを許してはいけない」と訴えた。

 要請では日本政府に対し、国内に配備されているオスプレイの配備撤回を在日米軍へ強く要請することや、昨年11月の鹿児島県・屋久島沖のオスプレイ墜落事故の詳細について米側から得た情報を全国民へ説明することを求めた。(名嘉 一心)