認可外保育園で3カ月男児死亡 那覇署、慎重に捜査


認可外保育園で3カ月男児死亡 那覇署、慎重に捜査 救急車(イメージ写真)
この記事を書いた人 琉球新報社

 2022年7月30日午後0時半ごろ、那覇市の認可外保育園で「3カ月の男の子が呼吸をしていない」と関係者から119番通報があった。男児は心肺停止の状態で本島南部の病院に搬送されたが、同日午後、死亡が確認された。那覇署は事件と事故の両面で慎重に捜査を進めている。事案発生後、同園は休園している。

 那覇市消防局や那覇署によると、通報から数分後に救急隊が駆けつけた際、母親が生後3カ月の男児に心肺蘇生を行っていた。男児に出血などの目立った外傷は見られなかったという。同署は死因の特定を急ぐとともに、関係者から任意で話を聞くなどして、慎重に調べを進めている。

 関係者によると、同園は同日午前から男児を一時保育として受け入れていた。施設では保育士を含む2人で男児らの対応にあたっていたという。