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紅麹の関連拠点 4府県に5工場


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 小林製薬が製造・販売した「紅こうじ」に関連する製造拠点は、委託先メーカーを含めて4府県に計5工場あった。原料に青カビ由来の天然化合物「プベルル酸」が混入した可能性がある大阪工場(大阪市、閉鎖)や、大阪から製造設備を移した子会社の工場(和歌山県紀の川市)と、富山県、岐阜県の3拠点はサプリメント製造を担った。国などが品質管理の状況を調べる。
 紅こうじサプリの原料を生産していた大阪工場は、30日に大阪市と厚生労働省が立ち入り検査した。この工場は拠点集約を理由に昨年12月に閉鎖し、紅こうじ原料の生産設備は子会社「梅丹本舗(めいたんほんぽ)」の工場に移った。