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元江東区議が 被買収を否認 「選挙報酬でない」


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 昨年4月の東京都江東区長選を巡る公選法違反事件で、柿沢未途元衆院議員(53)=同法違反罪で有罪確定=らから選挙運動報酬として現金計約180万円を受け取ったとして、同法違反(被買収)の罪に問われた元区議板津道也被告(54)は2日、東京地裁(香川徹也裁判長)で開かれた初公判で「運動の報酬ではない。顧問契約に基づくものだ」と起訴内容を否認した。被買収側として在宅起訴された計4人のうち公判は初めて。
 保守分裂となった区長選で、柿沢元議員は前区長木村弥生被告(58)=同法違反罪で公判中=を支援。板津被告は両者の後援会事務総長を務め、区長選と同日程で行われた区議選で落選した。