パレスチナ自治区ガザへのイスラエル軍による地上侵攻が続く中、那覇市で毎週、スタンディング活動を行っている「世界中の戦争に反対する市民の会」と、沖縄を再び戦場にさせないことを掲げる「ノーモア沖縄戦命どぅ宝の会」などは5日、那覇市の県民広場で集会を開いた。集会後、約60人が県庁周辺をパレードし、即時停戦や世界の平和を訴えた。
主催者の一人で遺骨収集ボランティア「ガマフヤー」の具志堅隆松代表は「強い者が弱い者を殺している状況を見過ごしてはいけない。我々の声は小さくても意思表示することが大事であり、戦争を止めるためには声を上げなければならない」と語った。
(吉田健一)