【識者】議会開き真相究明を　南城市長セクハラ疑惑　照屋寛之氏（沖縄国際大名誉教授）

　市民の代表である議員の声を無視して議会を開かないのは問題だ。

　今回の問題は市内外から注目を集めており、市長にはしっかりと説明を果たす責任がある。議会で徹底的に議論すべきだ。人権に関わる内容でもあり、市民の多くが真相究明を求めている。招集請求に応じないということでは、かえって市民の疑念が高まるだけで解決にならない。議会を開けない理由があると思われても仕方ない。

　これを機に、議会の可視化を図り、開かれた議会を目指していかなければならない。

（政治学）