沖縄都市モノレール(ゆいレール)は19日、3両化車両の導入に伴う設備工事のため、6月29、30の両日、那覇空港駅~牧志駅の区間を終日運休すると発表した。工事に伴う終日運休は今回が初めて。両日とも運休区間の各駅にバス停を設置し、利用者は約12分間隔で運行する代行バスで移動できるようにする。
同社では、3両化車両の導入で、新車両基地を整備している。3両化は4月中に4編成まで稼働する。
今回の工事では、那覇空港駅と赤嶺駅間にある入り口に車両の進路を変更するための「分岐器」を設置する。那覇空港駅~牧志駅間に折り返しできる駅はないため、牧志駅まで運休する必要があるという。
運休中は、牧志駅~てだこ浦西駅の区間は臨時ダイヤで折り返し運行する。詳細は沖縄都市モノレールのホームページで確認できる。
(當山幸都、與那原采恵)