「新緑の塩屋湾を走ろう!」をキャッチフレーズに、第46回塩屋湾一周マラソン大会(主催・塩屋湾一周マラソン大会実行委員会、共催・琉球新報社)が21日、大宜味村の旧塩屋小学校を発着点に開かれた。3キロ、5キロ、9キロの計3コースで734人が走り、730人(完走率99・46%)が完走した。
参加者は照りつける太陽の下、額に汗を浮かべながら新緑に囲まれた塩屋湾の周囲を駆け抜けた。沿道にはパーランクーを手に応援する姿も見られた。塩屋区の山城美佐子さん(92)は、椅子に座りながら「頑張れ、頑張れ」と声を出して、ランナーたちを励まし続けていた。山城さんは「毎年の楽しみ。こうして応援することが元気の秘訣(ひけつ)じゃないかな」と笑顔を見せた。
(玉寄光太)