車のシート燃やした疑いで少年を逮捕 名護で相次ぎ計8台、関連も視野に捜査 名護署 沖縄


車のシート燃やした疑いで少年を逮捕 名護で相次ぎ計8台、関連も視野に捜査 名護署 沖縄 パトカー(資料写真)
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 19日午後から20日朝までの間に名護市宮里と宇茂佐の住宅地で無施錠の車の車内が燃やされる事案が相次いだ件で、名護署は26日、そのうちの1台の助手席シートなどを燃やしたとして、器物損壊容疑で本島北部の10代の男子学生を逮捕した。容疑を認めているという。署によると、他の事案への関与をほのめかす供述をしている。

 逮捕容疑は19日午後3時半ごろから20日午前6時45分ごろまでの間に、会社員男性(39)の軽貨物車の助手席シートなどを何らかの方法で焼損した疑い。

 署によると、25日午前4時ごろ、パトロール中の警察官が現場付近を歩いている少年に職務質問した。他人名義のポイントカードなどを所持していたことから署で事情を聞いていたところ、焼損事案への関与を認める話をしたという。付近の防犯カメラ映像との照合などから、実際に少年が関与した疑いが強まったとして逮捕した。

 一連の事案では8台の車の車内が焼損。燃やされる被害にあった車両1台を含む2台で小銭入れなどが盗まれた。いずれも無施錠だった。