名護の住宅地、車のシートなど燃やされる被害相次ぐ 半日で7台 沖縄


名護の住宅地、車のシートなど燃やされる被害相次ぐ 半日で7台 沖縄 パトカー(資料写真)
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 沖縄県警名護署は20日、名護市宮里と宇茂佐の住宅地で車の座席シートなどが燃やされる事案が相次いだと発表した。19日午後から20日朝までの間に、4カ所の集合住宅駐車場に止めてあった無施錠の車7台が被害にあった。1軒の民家で塀にかけられた防虫ネットが燃やされる被害もあった。けが人はいない。署は同一犯の犯行が高いとみて、捜査を進めている。

 署によると、20日午前3時半ごろに防虫ネットが燃えていた宮里の民家から通報があった後、朝までに「車の中に燃えた跡がある」などの通報が相次いだ。

 民家の防虫ネットは住人らが火を消し止めた。車両内の焼損はいずれもすでに消えた状態で発見された。

 ダッシュボードにあったカード類など車両にあった物が燃やされたとみられるという。被害車両1台からは、現金500円が入った小銭入れも盗まれていた。

 署はパトロールを強化するとともに、周辺の聞き込みや防犯カメラ映像の精査などをしている。