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那覇ハーリー、今年は50回目 「高校生部門」も 5月3日から那覇港新港ふ頭 沖縄


那覇ハーリー、今年は50回目 「高校生部門」も 5月3日から那覇港新港ふ頭 沖縄 第50回の節目となる那覇ハーリーの来場を呼び掛ける、実行委の(左から)宮里一郎副会長、知念覚会長、浦崎唯昭副会長、船越龍二副会長=26日、那覇市役所
この記事を書いた人 Avatar photo 嘉陽 拓也

 5月の大型連休中、那覇市の風物詩となっている第50回那覇ハーリー(同実行委員会主催)が同3~5日、那覇港新港ふ頭で開催される。実行委員会の会長を務める知念覚那覇市長は26日の定例記者会見で、実行委副会長の宮里一郎氏(那覇市観光協会会長)、浦崎唯昭氏(那覇爬龍船(はりゅうせん)振興会)、船越龍二氏(沖縄テレビ社長)とともに、多くの来場を呼び掛けた。

 3日と5日に行われるハーリー競漕(きょうそう)には、中学校から一般まで計121チームが参加する予定。5日には久米、那覇、泊による本バーリーが行われる。4日には先着順でハーリー体験乗船が行われる3日間を通してステージでは多彩なイベントも予定しており、午後8時には打ち上げ花火も行われる。

 第50回記念特別事業として高校生部門を創設する。コロナ禍で休止した2020~22年に中学校部門への出場機会を失った現在の高校生を対象としており、那覇国際、興南、那覇商業の3校が出場する。さらに、参加チームや来場者にオリジナルグッズを提供するほか、観光客向けにホテル宿泊とハーリー乗船体験をセットにしたプランも提供するという。

 知念市長は「50周年は伝統を守ってきた方々と参加者の思いで作り上げてきた」と振り返り「多くの人々に記念すべき大会を見届けていほしい」とPRした。

 (嘉陽拓也)