ゴールデンウイーク(GW)後半の4連休に入った3日、県内各地ではイベントなどが催され、家族連れや観光客らが休日を楽しみ、子どもたちの笑顔が広がった。
水牛車で散策 瀬底島でゆったり
本部町の瀬底島では3日、「瀬底水牛車ランド」がオープンした。同店は島内で初めて、水牛車に乗って集落散策ができる。
東京から家族6人で訪れた瀬〆貴文さん(39)は「ゆったりとできた」と話した。水牛車は初めてだという息子は「しっぽがぶんぶんしていて楽しかった」と笑顔を見せた。
同店の島袋良太代表は「水牛車で島の風景を楽しんでほしい」と呼びかけた。
(玉寄光太)
復元工事端材で小物作りに挑戦 首里城公園
那覇市の首里城公園では、親子で参加できる体験イベントが3日から始まった。首里城オリジナルの紅型コースターへの染め付けやシーサーへの絵付けなどが5日まで楽しめる。
家族と参加した児童は、首里城正殿の復元工事で生まれた端材を使ったカード立てやペン立て作りに挑戦。これまでも再建の様子を定期的に観察してきており、「早く完成した首里城を見たい」と笑顔を浮かべた。
(南彰)
強い日差しに日傘姿も多く アメリカンビレッジ
人気の観光地となった北谷町美浜のアメリカンビレッジは3日、家族連れやカップル、米軍関係者などでにぎわった。2日までの雨空から一転、昼ごろには強い日差しが照りつけ、日傘を差して歩く姿も多く見られた。
神奈川県から家族旅行で初めて沖縄に来たという、児童は「木とか建物がアメリカみたいだ。これから海にも行くのも楽しみ」と笑顔を見せた。
(福田修平)