完成披露試写会に集まった平一紘監督（写真右端）、出演者ら＝4月26日、那覇市泉崎の琉球新報ホール
普天間 伊織 琉球新報の記事をドラマにした新CMの放送が1日から始まった。1970年代から2023年までに掲載された記事の中から監督と制作チームが四つを選出し、ドラマ化した。テレビやラジオ、琉球新報の公式ユーチューブで公開する。5月から8月まで毎月1日に1本ずつ放送する。1日からは第1弾の「フロム・サクラメント」の放送が始まっている。
公開を前に、4月26日、那覇市泉崎の琉球新報ホールで完成披露試写会が開催された。
脚本と監督を務めた平一紘監督や関係者らによるトークセッションでは、各エピソードに出演した出演者らが登壇し、撮影の裏話やドラマを見た感想などについて話した。平監督は「企画の内容を聞いて、絶対に良い作品になると確信した。真実だからこそ強いパワーがある」と述べた。
一般観覧者約200人も会場を訪れ、一足早く完成作品を視聴した。「普段読む新聞を違う視点で楽しめた」「新聞になじみが薄かったが、ドラマをきっかけに親しみを持てた」など多くの感想が寄せられた。
（普天間伊織）
