○…奈良県葛城市の当麻寺所蔵の国宝「綴織当麻曼荼羅(つづれおりたいままんだら)」を織ったとされる中将姫を題材にした絵の掛け軸が完成し、中将姫が開いた同県宇陀市の尼寺・青蓮寺に12日までにかけられた。
○…中将姫は藤原鎌足の子孫。継母が疎み殺害を命じたが、特命を受けた武士夫婦がひそかに山中で育てた。
○…掛け軸の絵には中将姫が花に包まれて眠り、尼僧や友人、子どもや動物に囲まれながら多くの菩薩(ぼさつ)に迎えられ極楽浄土へ旅立つ様が描かれている。
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<はと笛>「中将姫」の掛け軸が完成
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琉球新報朝刊
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