那覇市は8月1日からカスタマーハラスメント対策の一環として職員が着用する名札の表記を所属部署と名字のみにする。窓口業務を担う一部の部署で10月末まで試験的に導入し、全部署まで拡大することを検討するという。
人事課によると、これまで常時着用していた名札には顔写真やフルネームが表示されていたが、窓口業務を担う職員から、名字のみの表示を求める声があったという。
県外の自治体では職員の顔写真入り名刺がインターネット上で公開されるなどの事案があるが、那覇市では確認されていない。導入するのは、市役所1階の市民生活安全課や国民健康保険課、各支所などとなっている。
(嘉陽拓也)