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セクハラ疑惑、南城市長家族が「虚偽申告」として告発状 アンケートの被害回答にも「疑念」 沖縄


セクハラ疑惑、南城市長家族が「虚偽申告」として告発状 アンケートの被害回答にも「疑念」 沖縄 古謝市長のセクハラ疑惑を巡り、会見を開く市長の家族(左)と徳永信一弁護士=2日午後、県庁(又吉康秀撮影)
この記事を書いた人 Avatar photo 嘉陽 拓也

 古謝景春南城市長によるセクハラ疑惑で、市長の家族2人が2日、県庁で会見し、「父はやってない」と主張した。家族2人は同日、元運転手の被害申告が虚偽告訴罪にあたるとして家族名義で与那原署に告発状を提出した。

 告発代理人の德永信一弁護士は、虚偽申告の根拠として(1)市長の完全否認(2)自宅前でわいせつ行為に及んだとする申告内容が状況的に不自然―などと説明した。

 告発の経緯について家族は、古謝市長がセクハラを否定し続ける中で「(セクハラを)やったかのように報道が過熱した。我慢できないので親父(市長)を説得し、告発した」と述べた。

 市議会が市職員を対象にしたセクハラに関するアンケートで、古謝市長から被害を受けたとする回答が複数あったことに対しては「家族として疑念がある」と語った。

 (嘉陽拓也)