古謝景春市長からのセクハラ被害を訴えた女性の代理人は2日、市長家族による告発に抗議し、取り下げを求める声明を出した。
声明では、古謝市長のSNSや市議会での言動によって女性が「二次被害」を受け続けているとし、今回の告発は「被害をさらに拡大させるもので決して容認できるものではない」としている。
告発理由も「臆測に基づくもので事実に反することがいくつも含まれているほか、セクハラ被害の実態への無理解もある」と批判。「告訴された市長自身ではなく、家族らによってなされたことも特異的」と指摘し、「無関係を装うことは許されない」と古謝市長に反省を求めた。
(南彰)