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イスラエル大使の来県に抗議要請 パレスチナ平和求める会


イスラエル大使の来県に抗議要請 パレスチナ平和求める会 イスラエル駐日大使の県訪問に抗議する「沖縄パレスチナの平和を求める会」=27日、県庁5階会議室
この記事を書いた人 玉城 凪姫

 イスラエル軍によるパレスチナ・ガザ地区攻撃に抗議する市民でつくる「沖縄パレスチナの平和を求める会」は27日、県の平和・地域外交促進課を訪れ、18日のギラッド・コーヘン駐日イスラエル大使の来県に抗議の申し入れを行った。

 県の平和・地域外交促進課の玉元宏一郎課長は、同会からの「なぜ訪問を受け入れたのか」という質問に対し、「諸外国の駐日大使が日本各地を訪問し、知事や副知事に会うことは一般的。特定の国に偏ることなく、表敬は受けている」と回答した。IT関連事業での連携に関しては「訪問の中で事業の話は出たが、連携について具体的に話してはいない。今後も戦争につながることに県は協力しないと考えている」と話した。

 同会はその後の記者会見で「訪問を受け入れた理由は理解できるが、受け入れるならガザ地区への攻撃に対して反対の意を示すべきだったのでは」と苦言を呈した。

 同会は10月6日午後4時~午後7時、那覇市の県民広場でパレスチナの平和を求める集会を開く。

 (玉城凪姫)