有料

九州出場決め歓喜 エナジック、沖尚保護者ら 県秋季高校野球


九州出場決め歓喜 エナジック、沖尚保護者ら 県秋季高校野球 選手たちを鼓舞するエナジックの応援席=5日、沖縄市のコザしんきんスタジアム(喜瀨守昭撮影)
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 エナジックと沖縄尚学が5日、高校野球の第74回県秋季大会の準決勝をそれぞれ制し、九州地区大会の出場を決めた。25年3月に開催される春のセンバツへつながる第一歩を踏み出した。この日、沖縄市のコザしんきんスタジアムには大勢の保護者や生徒らが応援に駆けつけ、選手に熱い声援を送り続けた。 (1面に関連)
 エナジックの比嘉陽翔選手の父で、保護者会会長の比嘉優二さん(39)は九州大会出場に「ほっとしている」と胸をなで下ろした。チームは夏の甲子園県予選では優勝に一歩届かず、「3年生の分まで残り1戦頑張って。目指すは優勝」とエールを送った。
 沖縄尚学の3年生で前主将の足立伶凰さん(18)は、チームの勝利に「先制からしっかり勝ち切ることができた」と後輩の活躍にうれしげだ。「まずは優勝、九州でも勝ち上がりセンバツを決めてほしい」と期待した。 (渡真利優人、名波一樹)