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世界平和の鐘、犠牲者に祈り 10・10空襲から80年 石垣市民らが追悼 沖縄


世界平和の鐘、犠牲者に祈り 10・10空襲から80年 石垣市民らが追悼 沖縄 10・10空襲で亡くなった人を追悼し、恒久平和を願って、鐘を打ち鳴らす参列者=10日、石垣市の新栄公園内
この記事を書いた人 Avatar photo 照屋 大哲

 10・10空襲から80年となった10日、世界平和の鐘の会沖縄県支部は犠牲者を追悼するため、石垣市の新栄公園内にある世界平和の鐘鐘楼(しょうろう)で、平和祈念鐘(しょう)打(だ)式を執り行った。会員や石垣市職員ら約30人が参列し、恒久平和を願って次々に鐘の音を響かせた。

 市によると、市には8機の米軍機が飛来した。 鐘の会県支部の前里和江副支部長は「私たちは平和を願う心を強く持ち、本支部の基本理念でもある世界恒久平和の確立に向けて発信していかなければならない」とあいさつした。中山義隆市長は「市として、次世代を担う子どもたちを対象に平和事業を積極的に推進し、平和意識の高揚につなげていく」と述べた。

 (照屋大哲)