首里城復興祭、来月2日から 「歴史・文化を感じて」国王、王妃ら参加呼び掛け 沖縄


首里城復興祭、来月2日から 「歴史・文化を感じて」国王、王妃ら参加呼び掛け 沖縄 知念覚那覇市長、王妃役の志喜屋佑衣さん、国王役の知念大河さん、沖縄美ら島財団の湧川盛順理事長、首里振興会の玉那覇美佐子理事長=17日、那覇市泉崎の那覇市役所
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 知念覚那覇市長は17日、那覇市役所で会見を開き、11月2~4日の3日間、那覇市首里で開かれる首里城復興祭への参加を呼びかけた。

 期間中、首里城周辺でさまざまなプログラムが実施される。2日は琉球王朝絵巻行列を開催する。国王・王妃をはじめとする約500人が参加予定で、県庁前から国際通りを練り歩く。今年は新たに県民や観光客が一緒に参列できる「いちゃりばちょーでー隊」を企画し、現在参加者を募集している。

 3日は、琉球国王が首里城下のお寺を参詣する「三ケ寺参詣行幸」を再現した古式行列があり、首里城の奉神門から龍潭通りを通る。首里城公園内では、人間国宝による琉球芸能公演や、首里城復興特別見学ツアーなど多彩なプログラムが実施される。

 王妃役の志喜屋佑衣さんは「各会場に足を運んで歴史・文化を感じてほしい」とアピールした。

 (中村優希)