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沖縄空輸社長に砂川氏 シンバホールディングス あんしん本部長に3氏<人事>


沖縄空輸社長に砂川氏 シンバホールディングス あんしん本部長に3氏<人事>
この記事を書いた人 Avatar photo 與那覇 智早

 シンバホールディングス(浦添市)は15日、2024年4月1日付のグループの役員人事を発表した。創業50周年を迎える沖縄空輸の新たな社長に、取締役の砂川正久氏(56)が就いた。総合物流業のあんしんは、体制の変更に伴い取締役3氏がそれぞれ本部長に就いた。沖縄空輸取締役業務部長の仲村真人氏(51)は常務に昇任した。前社長の友利敏子氏(79)は相談役となった。新たに監査役の平百合香氏(50)が取締役に、係長の玉那覇麻子氏(60)が監査役に就く。

 あんしんでは、取締役専務執行役員の仲地哲雄氏(50)が経営戦略本部副本部長から事業本部長に昇任した。取締役常務執行役員の大久昌悟氏(47)は営業本部副本部長兼大阪営業部長から営業本部長に、取締役執行役員の友知靖博氏(42)は経営戦略本部経営企画室長から経営企画本部長にそれぞれ昇任した。

 あんしんは営業本部の各本部長を代表取締役が兼任する体制を解き、副本部長を本部長に昇格させることで組織の若返りと強化を図る。経営企画室を経営企画本部に、システム開発室をシステム開発部にそれぞれ格上げし、2024年問題や人材確保などの課題に取り組む。

 シンバホールディングスでは、安里繁信代表取締役会長の長男の安里信弦氏(25)が執行役員になり、新たに設置されたデジタルマーケティング室の室長に就く。

 (與那覇智早)