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県関係国会議員コメント 辺野古代執行訴訟 高裁判決 沖縄


県関係国会議員コメント 辺野古代執行訴訟 高裁判決 沖縄 名護市辺野古の沿岸
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

国策におもねった 赤嶺政賢衆院議員(共産)

 国策におもねった不当判決。辺野古は国が強権発動してもあと12年。完成の見通しもなく、普天間基地の解決にならない。総工費も米国の要求を丸のみして青天井だ。県民は絶対に納得できない。

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県民感情を逆なで 新垣邦男衆院議員(社民)

 県民感情を逆なでする判決。将来に禍根を残す。民意に従い不承認とした知事から行政権限を奪う代執行は地方自治の否定そのもの。だが落胆している暇はない。今こそ思い出そう。「勝つことは諦めないこと」

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国の適法性が確定 島尻安伊子衆院議員(自民)

 最高裁判決に続き、代執行訴訟でも国の主張が認められ、その適法性が確定した。沖縄県は一連の司法の判断を重く受け止める必要がある。行政の長として法にのっとり承認することを期待したい。

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裁判続けた責任大 西銘恒三郎衆院議員(自民)

 法治国家で生きる国民は裁判所の判決に従うべきだ。行政トップの知事は国民として判決を守り設計変更承認すべき。思想信条の自由は認めるが、裁判を繰り返した責任は重い。これ以上県民を分断してはダメだ。

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判決に従い承認を 国場幸之助衆院議員(自民

 最高裁や今回の高裁の判決に従うことは法治国家の根幹であり、承認すべき。同時に戦後最も厳しい安全保障環境の中、抑止力の維持と負担軽減のあり方を沖縄の歴史性と尊厳を尊重し、英知を重ねる機会も必要。

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最高裁判決尊重を 宮崎政久衆院議員(自民)

 県は最高裁判決により設計変更の承認義務を負ったにも関わらず、履行していないことが問題だ。国が県の事務を代執行すること自体、異例なことであり、県は最高裁判決を尊重すべきだ。

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何のための工事か 屋良朝博衆院議員(立民)

 民主主義の崩壊、地方自治の破壊が始まる。民意に逆らい、米軍さえ有用性を疑問視する施設に、巨額の国民の税金を注ぎ続けることがなぜ許されるのか。一体、誰の何のための工事なのか誰も説明をしない。

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辺野古以外も課題 金城泰邦衆院議員(公明)

 普天間飛行場の名護市辺野古への移設阻止に向けた法廷闘争が終結した今、現県政として出来る限りのことを尽くした、と判断することも必要だ。辺野古以外にも格差是正など沖縄の克服すべき課題は山積している。

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県民の意思を無視 伊波洋一参院議員(沖縄の風)

 県民が示してきた「辺野古反対」の意思を無視する判決だ。辺野古を進めないと公共利益が侵害されるという暴論は認められない。危険性を何十年も放置している普天間は代替施設を建設したグアムに移転せよ。

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民主主義ゆがめる 高良鉄美参院議員(沖縄の風)

 軟弱地盤への違法工事を黙認し、権力の恣意(しい)的濫用(らんよう)を行う国に代執行まで認めた司法判断は、憲法で保障された地方自治を軽視するだけでなく民主主義をもゆがめ、断じて許されない。玉城知事を支え闘い続ける。

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最優先は危険除去 比嘉奈津美参院議員(自民)

 福岡高裁において沖縄県に設計変更を承認するよう判決がでた。最優先は普天間飛行場の危険除去であり、地域住民の生活や環境への配慮を考えるべきである。一日も早い解決を願いたい。