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米軍汚染対策 国対応を要望 横須賀市長


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 神奈川県横須賀市の米海軍横須賀基地で昨年、排水から有害な有機フッ素化合物(PFOSとPFOA)を除去するフィルターの稼働が停止された問題で、同市の上地克明市長は20日、米軍側からいまだに適切な情報提供がないとして、防衛省を訪れて国に対応を求める要望書を木原稔防衛相に手渡した。
 上地氏は面会で「到底納得できるものではない」と述べ、国が米軍側に基地内の水質分析結果を公表するよう求めることに加え、市側が基地に立ち入って検査を実施できるよう要望した。
 面会は冒頭だけ公開され、市によると、木原氏は適切に対応すると応じたという。