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補選候補「法令違反恐れ」 国民、公認取り消し


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 国民民主党の浜野喜史選対委員長は26日、国会内で記者会見し、衆院東京15区補欠選挙(4月16日告示、28日投開票)で候補の公認内定を取り消した理由に関し「看過できない法令違反の可能性がある行為があった」と述べた。同補選への新たな候補擁立は「白紙」とし「立憲民主党と意思疎通していく」と言及した。
 国民は25日、公認予定だった元会社員の新人高橋茉莉氏の内定を取り消したと発表した。浜野氏は会見で「プライバシーの問題だ」として経緯など詳細な説明を避けた。
 国民の玉木雄一郎代表はX(旧ツイッター)で、東京15区補選を巡る一連の動きについて「混乱を生じさせたことを深く反省している」と謝罪した。