有料

小川氏が初登庁 市制初女性市長 群馬・前橋市


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 前橋市の小川晶市長(41)が28日就任し、初登庁した。4日投開票の市長選で自民、公明両党推薦の現職を破って初当選。1892年から始まり132年に及ぶ市制で、初の女性市長となる。市幹部職員への訓示で、子育て支援施策の拡充といった選挙公約を実現させたいとし「常に市民目線で考え、良い前橋市をつくろう」と呼びかけた。
 訓示に先立ち、市役所前に支援者ら約50人が集まり、新市長の就任を祝った。花束などを受け取った小川氏は「かじ取りの責任の重さを感じる。市民と一緒に一つ一つ前へ進みたい」と述べた。
 小川氏は弁護士出身。2011年の群馬県議選で初当選し、野党系会派に所属した。4期目途中で市長選へ出馬し、4選を狙った山本龍前市長(64)に大差をつけた。