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あす普天間作業部会 大浦湾着工後初、官邸で


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 【東京】米軍普天間飛行場の危険性除去や負担軽減の方策を政府と県、宜野湾市が話し合う「普天間飛行場負担軽減推進会議」の作業部会について、国と県、市が7日に東京都の首相官邸で開催する方向で調整を進めていることが5日、複数の関係者への取材で分かった。
 作業部会は2023年2月以来。普天間飛行場移設に伴う名護市辺野古の新基地建設で、政府が県の代わりに設計変更を認める代執行に踏み切って大浦湾側に着工してから初めての開催となる。
 作業部会は推進会議の下部会議として政府から官房副長官、県から副知事、市から副市長が参加する。官房長官や関係閣僚、知事、市長で構成する本会議は19年4月以来、開かれていない。
 松川正則宜野湾市長が2月に東京都を訪れて普天間飛行場の運用停止などを要請した際、栗生俊一官房副長官は3月上旬までに作業部会を開催する方向だと伝えていた。 (明真南斗)