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沖縄南方海域で 海自と11管訓練 「グレーゾーン」想定


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 【東京】海上幕僚監部は6日、5日に沖縄南方の海域で海上保安庁第11管区海上保安本部と共同訓練を実施したと発表した。情報共有の訓練と、護衛艦・巡視船の運動要領に関する訓練などを実施した。グレーゾーン事態を想定した共同対処訓練で、総合的な連携強化を図った。
 海上自衛隊は取材に「武力攻撃事態かどうかに関わらず、想定されるさまざまな状況で訓練を重ねることで海保との連携強化を図りつつ、あらゆる事態にシームレスに対応できる態勢の構築に貢献していく」と述べた。 (明真南斗)