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維新、自民へ協議提案 実務者レベル 装備輸出など議題


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 日本維新の会の遠藤敬国対委員長は6日、自民党の浜田靖一国対委員長と国会内で会談し、両党による実務者協議の開催を申し入れた。機密情報保護を経済安全保障分野に広げる新法案や次期戦闘機を含む防衛装備品の第三国輸出を議題としたい考え。自民側は持ち帰って検討するとした。遠藤氏は「来週には協議を開始したい」と述べた。
 維新の藤田文武幹事長は記者会見で「政権とも是々非々で、国家国民のために必要なことは前に進めていく」と強調。防衛装備品の第三国輸出に慎重な公明党の姿勢を「安保戦略にマイナスになる可能性がある」と批判した。
 維新には、安保政策に積極的な姿勢を示すことで保守層へのアピールを強める狙いがあるとみられる。