防衛相「あらゆる可能性」　陸自訓練場見直し巡り

　【東京】うるま市石川での陸上自衛隊訓練場整備計画に関する見直しを巡り、木原稔防衛相は１２日、衆院安全保障委員会で防衛省内における検討の方向性を問われ「取得した土地の利用のあり方について、さらに幅を広げてあらゆる可能性を排除せずに検討していく」と説明した。屋良朝博氏（立民）への答弁。
　地元のうるま市や県議会から保革を超えて白紙撤回が求められていることに対し「地元から厳しい意見を頂いていると認識している。防衛省としてしっかりと受け止めなければならない」と述べた。　（明真南斗）