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高校生ら官邸で 官房長官と交流 TOFUプログラム


高校生ら官邸で 官房長官と交流 TOFUプログラム 米国派遣の外務省事業に参加する沖縄県の学生らと面会し、記念写真に納まる林官房長官(前列中央)=19日午後、首相官邸
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 【東京】沖縄の若者を米国に派遣する交流事業「アメリカで沖縄の未来を考える(TOFU)」プログラムに参加する県内の大学生、高校生ら22人が19日、首相官邸で林芳正官房長官と面会した。官房長官との交流は4回目となる同プログラムで初めて。林氏は「沖縄の未来を考える機会になってほしい」とエールを送った。
 2グループが15~22日、22~29日にそれぞれワシントンDC、ニューヨークを訪問し、国務省や国防省の職員らと「沖縄の国際化」をテーマに意見交換する。
 団長を務める大学2年の小林快都さん(21)が「私たち自身がプロジェクトを通してアメリカと沖縄、日本を結ぶ懸け橋になれるよう努力していきたい」と決意表明した。林氏は「沖縄の未来、みなさん一人一人の未来を考えるきっかけになれば本当に素晴らしい」と言葉をかけた。 (安里洋輔)