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オスプレイ再開抗議へ 宜野湾市議会 「容認できず」26日決議


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 【宜野湾】事故原因の具体的な説明がないまま、米軍普天間飛行場所属の米海兵隊垂直離着陸輸送機MV22オスプレイが飛行再開したことに抗議しようと、宜野湾市議会議会運営委員会は21日、オスプレイの飛行即時中止などを求める抗議決議と意見書を開会中の市議会3月定例会に上程することを決めた。宛先は首相や駐日米国大使、沖縄防衛局長ら。26日の最終本会議で全会一致で可決される見込み。
 18日に桃原功市議(結・市民ネットワーク)が議会運営委員会で抗議決議と意見書の上程を提案した。議会運営委員会の宮城克委員長(絆輝クラブ)は「原因究明がなされたとするものの、細かい情報が入ってこない中、再開に容認はできない」と述べた上で「市民を代表する市議会として強く抗議するという意思の表れだ」と各会派の意見が一致した経緯を説明した。 (名嘉一心)