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米軍オスプレイの飛行再開 軍特委で抗議決議・意見書協議へ あす県議会で 沖縄


米軍オスプレイの飛行再開 軍特委で抗議決議・意見書協議へ あす県議会で 沖縄 沖縄県議会
この記事を書いた人 Avatar photo 佐野 真慈

 米軍普天間飛行場所属の米海兵隊垂直離着陸輸送機MV22オスプレイが飛行再開したことを受け、県議会米軍基地関係特別委員会(軍特委、照屋大河委員長)は25日の委員会で、抗議決議と意見書の本会議への提案を協議する。委員会で全会一致による提案となれば、28日の2月定例会最終本会議で両案を可決する見通し。

 米軍は昨年11月の鹿児島県・屋久島沖での墜落事故後、全オスプレイの飛行を停止していたが、3月14日に再開した。

 玉城デニー知事は事故原因や安全対策の詳細が明らかにされていないことなどから「憤りを禁じ得ない」などと強く批判していた。普天間飛行場のある宜野湾市の松川正則市長をはじめ、県内の基地周辺自治体の首長からも批判や疑問の声が上がっている。

 宜野湾市議会は、飛行即時中止などを求める抗議決議と意見書を開会中の3月定例会に提出することを決めている。 (佐野真慈)