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オスプレイ再開 抗議決議 説明なく再開に 「理解できない」 名護市議会


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 【名護】14日に米海兵隊垂直離着陸輸送機MV22オスプレイが飛行再開したことを受け、名護市議会(金城隆議長)は27日の3月定例会最終本会議で、飛行再開の断念を求める意見書と抗議決議を全会一致で可決した。宛先は首相、防衛相や駐日米国大使、在日米軍司令官ら。
 意見書と決議は、昨年11月の鹿児島県・屋久島沖での墜落事故後、原因が詳細に説明されていない中での飛行再開は「全く理解できない」とし、特定部品の公表と関連情報の公開、県民・国民の理解が得られるまでの飛行断念、日米地位協定の抜本的改定などを求めた。 (金城大樹)