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支出入8.5億円超 W杯決算を承認 バスケ支援協が解散


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 昨年8月に沖縄アリーナで開催されたFIBAバスケットボールワールドカップ2023開催地支援協議会の第5回総会が28日、県庁であり、主に国の沖縄振興特定事業推進費を原資とした支出入8億5643万円の2023年度決算が承認され、協議会の解散が了承された。
 経済波及効果は、開催地の沖縄市が19億4700万円(推計値)、宿泊地とファンゾーンがあった北谷町は15億5200万円、ファンゾーンがあった宜野湾市は4億8200万円、那覇市は39億3100万円だった。
 大会期間中のボランティア参加者は1371人(男性584人、女性781人、無回答6人)。そのうち県内は877人、県外は494人だった。
 照屋義実副知事は「大会を盛り上げた皆さま、県民、ボランティアの方々に感謝している」と述べた。 (梅田正覚)