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中城湾港 新港地区に98億円 国交省


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 【東京】国土交通省は28日までに2024年度予算の新規事業として、中城湾港新港地区の国際物流ターミナル整備事業を採択した。事業期間は29年度まで。総事業費として98億円を計上する。水深11メートルの耐震岸壁250メートル、港湾施設用地2ヘクタール、水深11メートルの泊地0.7ヘクタールを整備する。
 国交省によると、大規模地震の発生に備えた岸壁の耐震強化のほか、大型貨物船や貨物を積んだ車両や荷台ごと輸送する大型船「RORO船(ロールオン・ロールオフ型貨物船)」の寄港需要の増大、大型クルーズ船の寄港に対応するためとしている。(安里洋輔)