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嘉手納町議会が 外務省に意見書 騒音激化と降下訓練で


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 【嘉手納】嘉手納町議会(仲村渠兼栄議長)は29日、外務省沖縄事務所に宮川学沖縄担当大使を訪ね、嘉手納基地の航空機騒音激化と同基地で相次ぐパラシュート降下訓練に抗議する意見書を手渡した。全議員が参加。代表して4人の議員が、騒音激化の現状を訴え、降下訓練を嘉手納で行わないよう要望した。議員からは、伊江島補助飛行場の滑走路が修繕されるまでの間、航空機の離着陸を嘉手納で行い、降下は伊江島で実施するよう提案があった。町議会によると、宮川氏は米側と対応を協議すると回答したという。町議会は15日、沖縄防衛局にも全議員で要請した。 (石井恵理菜)