県内の無所属女性市町村議を中心とした政治団体「沖縄うない」が29日、発足した。辺野古新基地建設や自衛隊配備増強に反対し、県民が安心して生活できる社会やジェンダー平等実現などを掲げる。代表は比嘉京子県議。比嘉代表は同日、県庁記者クラブで会見し「政策決定の場を多様性に富んだ場とし、全ての人が生きやすい社会実現を目指す」と語った=写真。
副代表に北谷町議の玉那覇淑子氏、幹事長に名護市議の翁長久美子氏、事務局長に浦添市議の當間左知子氏が就いた。市町村議ら20人超が所属。
比嘉代表は会見で「女性の政治活動を活発化させ、女性議員ゼロの自治体解消に取り組む」と語り、クォータ制の実現を目標とした。
玉那覇副代表は短期的目標として「次期衆院4区に女性候補者擁立」を挙げた。所属議員はこれまで「うないネット」として知事選や国政選挙などで「オール沖縄」候補者の支援に取り組んできたことを強調した上で「オール沖縄の枠組みにおいて、4区で比嘉代表を強く推したい」と訴えた。 (佐野真慈)
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「沖縄うない」 政治団体発足 女性議員中心
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琉球新報朝刊
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