韓国・済州島を訪問中の池田竹州副知事は4日、済州大や済州創造経済革新センター(JCCEI)のトップと相次いで面談した。JCCEIは昨年、県の外郭団体である沖縄ITイノベーション戦略センター(ISCO)との間で、情報通信産業間の交流と協力を目的とする包括連携・協力に関する協定(MOU)を締結。両者とも沖縄側との連携を強めており、さらなる関係強化を確認した。
済州大はコンピューター工学や日本語学科があり、学生の海外就職支援に積極的に取り組む。キム・イルファン総長は済州大の学生が沖縄のIT企業を訪問した際の反応もよかったとして「お互いに発展していきたい」と伝えた。
池田副知事は県内でIT人材が不足しているとし「海外の素晴らしい人材を受け入れ、交流したい。引き続き済州大とISCOの関係の深化・強化を支援したい」などと伝えた。
JCCEIで池田副知事は、イ・ビョンソンセンター長に対し、展示会やイベントなどを通じてビジネス交流が活発になることを期待した。
池田副知事は4日、帰路に就いた。 (知念征尚)
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IT分野も交流促進 副知事訪韓 済州大総長らと面談
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琉球新報朝刊